腰 痛 3

 

救急車しかない。と思いつつ、マンションの住人に知れ渡るのは恥ずかしいと思い、嫁に連絡してもらうときに、サイレンを消してほしい。と伝えてもらったが、それはできないとのこと。

すごく痛いのに冷静に判断できるんだと自分でも驚き…。

救命士の人には頭が下がる。80kgの肉の塊を男二人で運んでくれる。揺れが響き、アーとかウーとか叫ぶけど、それも聞いてもらえず…。

救急車に運ばれ上を見ると、会社にあるweb会議用のカメラがあり、その横にはこの映像は総合病院に映っています。とのこと。ITだなとまた冷静に判断。

病院につくと、10名ほどが周りに集まり、先生の問診に耳を傾け、とりあえず筋肉注射を打ってから、MRIをと。

車椅子に乗せられて移動するけど、痛みは治まらない。ただ病院にいるという安心感で何とか和らいでいる感じ。

暫く待たされて、やっとレントゲンとMRI.痛いけど我慢してください。まっすぐしてください。だと。イヤイヤ。それ無理でしょと思いつつ。頑張ってみる。

若い子に、この姿勢は何分我慢すればいいですか?10-15分っすかね!

無理やろ!と突っ込んだけど、声に出てたようで、頑張ってください!と。若い子に言われ、大人げないなと思いつつ歯を食いしばった。

数時間に感じるほど、こんなに頑張ったことは最近ない。というほど頑張った。

それから先生の診察で、MRIやレントゲンを見ながら、首をかしげている。

再発はないようです。右が痛いのかな?いや、先生。左です。さっき言いましたよね!うーん。映ってないですね。これかな??

ということで、結果、最新技術でもわからないらしい。ただ、左足首、指。に力が入らないので、間違いなく神経を圧迫してますね!と。

ブロック注射で様子を見ましょう。といわれ、尾てい骨付近に注射。これも痛かった。

その後、安静にと言われて、しばらく待ってたら今までの痛みが嘘のように。消えた。消えると頭のもやもやもなくなり、スッキリとした。

朝からのドタバタ劇だってけど、お昼前には歩いて帰れた。幸い病院の近くには実家があるので、そこまでも何とかいけた。

歩けるようになった。といっても痛みがゼロになったわけではないので、とりあえず手術は回避できた。といった感じ。

これからどうすればいいのだろうかと、不安は残る。

つづく。

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